BUDDHA BRAND_これがブッダブランド!





BUDDHA BRAND
これがブッダブランド!


まさかの再始動から再び立てる金字塔。

これは間もなく投下される、紛れもないBUDDHA BRANDの2ndアルバムへとインサートするためのテキスト。幻のアルバムは現実のものになった。D.L、それより以前はDev Largeと名乗りブッダの全楽曲をプロデュースした、まさに司令塔であった百獣の王、大峠雷音がこの世を去って、早4年。噂では無数にあるとも言われていたDev Largeが遺した黄金のカケラであったが、噂はあくまで噂、実際にはブッダとして使うことができる曲はほとんど残されておらず作業は難航を極めた。しかし、散らばったピースを方々から集め、当時何らかの事情によって世に出ることのなかった、俗に言うお蔵入りとなった5曲に、ブッダのメンバーがニューヨークから帰国した1995年に自主制作された「ILLSON/FUNKY METHODIST」プロモ盤12インチのB面にのみ収録のインストへ2019年のNIPPSとCQがラップを吹き込んだ「Kushokan」を加えた6曲が出揃った。Dev LargeがプロデュースするトラックにD.L、CQ、NIPPS、無敵の3本マイクのいずれかがラップした正真正銘BUDDHA BRANDの音源だ。先行シングルとして7インチカットされた「CODEな会話」と「PUNCH(仮)」、晩年のD.Lが不定期更新していたblogで"「FUNKY METHODIST」の次のシングルにしようと企むもののNIPPSがいつまで経ってもリリックを書かないことから未発表となった"と語っていた「マタドール(76コロシアム)」。2000年にリリースされ、それまでのブッダが生み出してきた数々のクラシックを網羅した1stにしてベストアルバム『病める無限のブッダの世界 - BEST OF THE BEST(金字塔)』に収録される予定だったものの、卑猥すぎるリリックでレコード会社から許可が降りず不世出となった、知る人ぞ知る名曲「女体の狩人」フルバージョン。テストプレスで7枚のみ作られたという12インチは現在でも日本語ラップ史上最も入手困難なアナログといわれている。そして、D.Lがニューアルバム制作のディールをレーベルと結ぶため2004年辺りに作った曲だと思われる、夢を題材にした「生きる」。夢をテーマにした曲といえば「ILL夢MAKERS76」があるが、今曲はブッダとしては珍しく真っ直ぐな言葉で若者を鼓舞するメッセージソングに仕上げられている。おそらくブッダとしての新曲が出ることはもうないはずだ。しかし、残された曲たちの輝きは色褪せることはない。クラシックは時を越える。D.Lが遺したレガシーに光を。そして現在も言葉を吐き続けているCQ、NIPPSに注目しな。最後に。配信はしないから安心してCD買いな!


01. Kushokan
02. Codeな会話
03. 生きる
04. Punch(仮)
05. BUDDHA PORNO ALL STARS(女体の狩人のテーマ)
06. Matador


[release]2019/10/30
[price]¥1,995+tax
[format]CD
[cat]BN-229
[genre]邦楽/J-HIPHOP