K.M_FIRM CONCLUSION





K.M
FIRM CONCLUSION


反骨精神溢れるアグレッシブなフローとライミングで日々内省した自問自答や葛藤を包み隠さずストレートにスピットする、名古屋を拠点に活動中のラッパー、K.M待望の2ndアルバム

 K.MのHIP HOP(ラップ)には、ブームに乗っかっただけの軽々しい韻や、無理やりで余裕のない言葉遊び紛いのような要素は一切当てはまらない。現実と向き合い、そこで見たことや起こったできごと、素直に感じたことを歯に衣着せぬ物言いで勇猛果敢にラップするスタイルこそが、K.Mというラッパーのシグネチャーであり、真骨頂でもある。そして、そのスタイルは今作「Firm Conclusion」でもやはりブレることなく貫かれていることであり、相方のトラックメーカーであるB.CのHIP HOP臭漂う味わい深いトラックたちとの阿吽の呼吸、それから今までの活動で邂逅してきたINISHALL-L、KAI、Julian Nagano、裂固、Maker、Hanzo Reiza、DUSTY-I、Toyoda-Style、Nahとの音の上での切磋琢磨と相乗効果が、このアルバムをさらに厚みと深みのある表情豊かなものとしているのだ。 また、思わず首を縦に振ってしまわざるを得ないその終始語気を緩めずに前のめりにラップするフィジカルな部分やそれを支える卓越したスキルの部分だけではなく、より内側へと入り込んでいったリリックそのものにも耳を傾けてみると、K.MがラップするトピックスはHIP HOPの精神性を重んじながらも日常的なものであることに改めて気づき、ふと、自分の日常と重ねてどこかで共感させられたり、時には胸を熱くさせられたりする場面もあることだろう。 そして、この「Firm Conclusion」を聴き込めば聴き込むほど、マイクを握り続けるが故に生じる葛藤の中でも決して諦めることなく音楽に夢と希望を必死に見出そうと歌うそのK.Mの勇気ある力強い言葉に、きっと背中を押されるような感覚を覚えるに違いない。


1.The Opener
2.Boom
3.Liberation Ft.INISHALL-L from DRAMASICK
4.Undeadman Walking
5.Digg
6.All Day Always Ft.KAl(Triumph Records)
7.True School
8.Fa Sho Ft.TOYODA-STYLE, JULIAN NAGANO, 裂固, MAKER, HANZO REIZA, DUSTY-I
9.Ride Or Die Ft.裂固
10.Bitter Blue Remix
11.Rock Bottom Ft.DUSTY-I
12.Life Ain't A Bitch
13.Brother Ft.Nah
14.Reunion


[release]2017/05/10
[price]¥2,000+tax
[format]CD
[cat]CDKM001
[genre]邦楽/J-HIPHOP