ビイドロ_ひろばとことば





ビイドロ
ひろばとことば


活動再開後初のアルバム。音響面での質感は実験音楽的な初期クラフトワークさながらだが、ポップさは一切失われておらず、感情を揺さぶる繊細なボーカル、歌詞、メロディー、ダイナミックなギター、バンドサウンド、過剰なダブ処理は以前にも増している。この新しい実験の成果を体験して欲しい。

ビイドロは活動歴15年になるスリーピースロックバンド。活動休止中の2013年にリリースしたアルバム「またあしたね」の中の一曲を偶然、ラジオで聴いたレーベルオーナーで、和ラダイスガラージでのDJでも活動する永田一直が感銘を受け、その後ExT Recordingsより「くじらの半回転 c/w 夜の太陽」を7インチアナログ盤でリリース。2013年末、六本木スーパーデラックスで行われた「和ラダイスガラージ特別篇2013」(共演は(((さらうんど)))、一十三十一、砂原良徳など。チケットはソールドアウトとなった)にて復活ライブ、正式に活動を再開した。本作は活動再開後、初のアルバムである。今回彼らが最も影響を受けたサウンドは、70年代初期にリリースされたテクノ化する前のクラフトワークの実質上の1st~3rdアルバム。しかし、アバンギャルド化した訳でも、バンドが打ち込みを取り入れてテクノ風になったというのでもなく、音響面での質感は実験音楽的な初期クラフトワークさながらだが、ポップさは一切失われておらず、感情を揺さぶる繊細なボーカル、歌詞、メロディー、ダイナミックなギター、バンドサウンド、過剰なダブ処理は以前にも増している。この新しい実験の成果を是非、体験して欲しい。


01. こわれてしまったわたしのきかい
02. わたしのことをつらぬいて
03. はじめるの
04. かんぺきにすてき
05. ふくろうとこうもり
06. ひろばのことば
07. あなたのいりぐち
08. ボートこいで
09. 星をとる人


[release]2015/04/22
[price]¥2,000+tax
[format]CD
[cat]EXT-0021
[genre]邦楽/J-INDIES