THE BIRD AND THE BEE_RECREATIONAL LOVE





THE BIRD AND THE BEE
RECREATIONAL LOVE


ヴォーカリストのイナラ・ジョージとサウンド・プロデューサーのグ レッグ・カースティンによるLAのデュオ、ザ・バード&ザ・ビー。

●ザ・バード&ザ・ビーは4枚目のアルバム『Recreational Love』をリリースする。こんなに新作のリリースまでに時間がかかるとは思わなかった、とイナラ・ジョージが語る通り、二人はそれぞれ の音楽活動で多忙であった。イナラはインディ・フォークのスーパーグループ、リヴィング・シスターズで歌い、グラミー賞にもノミネートされたグレッグ・カースティンは、SiaやチャーリーXCXの プロデュースを行ったりしていた。そしてある金曜の朝、最近のレトロ・ポップのアイデアをまとめる為に、二人はグレッグのスタジオで会った。こうして、ポップスにリズム・アンド・ブルースの暖 かいグルーヴを施した新作が完成したのだ。

●この『Recreational Love』は、2009年の『Ray Guns Are Not Just the Future』以来のバンドのオリジナル曲によるアルバムとなるが、2010年のアルバム『Interpreting the Masters Volume 1: A Tribute to Daryl Hall and John Oates』に近い要素を持った作品である。「『Interpreting the Masters Volume 1: A Tribute to Daryl Hall and John Oates』の制作は、まさ にホール・アンド・オーツ大学を卒業するようなものだった。彼らの曲のアレンジがいかに素晴らしいかを学べたんだよ」とグレッグは語る。『Recreational Love』では初期のザ・バード&ザ・ビー の特徴でもあった音のレイヤーが取り除かれ、まるでメロディが透けて見えるようなサウンドとなったのだ。また複雑で細やかなリズムは、トーキング・ヘッヅやスティーヴィー・ワンダーからの 影響も感じさせる。アルバムはEmily Lazarによってマスタリングされた。EmilyはSiaの「Chandelier」でグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーに初めてノミネートされた女性のマスタリング・エ ンジニアでもある。

●情熱と遊び心を音楽制作に取り入れることこそがザ・バード&ザ・ビーの中心に常にあった。2005年のイナラのソロ・デビュー・アルバム『All Rise』でグレッグがプレイしたことにより2人は出 会った。「彼女に会った時、僕は自分の人生の新しいチャプターを進み始めたように感じたんだ。彼女は僕が好きな音楽の言葉を知ってるんだよ。ブラジリアン・ミュージックとかジャズとかね。 そして彼女はユニークで美しいスタイルで歌う。最終的に彼女と働くことになったのは素晴らしいことだったよ。さもなければ、こうした種類の音楽を作ることはなかったからね」とグレッグは語 る。2007年のデビュー・アルバム『The Bird And The Bee』は「ボサノバとビーチ・ボーイズを結合させた新しいポップ」とEntertainment Weeklyに評された。二人はそれぞれの音楽活動も 同時におこなっていたが、ザ・バード&ザ・ビーは彼らのクリエイティビティの出口となり続けた。2009年のセカンド・アルバム『Ray Guns Are Not Just The Future』はラグタイム・ポップや70 年代スタイルのバラードぼ要素を取り入れ、バンドの音楽性を広げることとなった。そして先の2010年のサード・アルバム『Interpreting The Masters Volume 1: A Tribute To Daryl Hall And John Oates』へと続いていく。


01. Young And Dumb / ヤング・アンド・ダム
02. Recreational Love / レクリエーショナル・ラヴ
03. Will You Dance? / ウィル・ユー・ダンス?
04. Runaway / ランナウェイ
05. Please Take Me Home / プリーズ・テイク・ミー・ホーム
06. Jenny / ジェニー
07. Los Angeles / ロサンゼルス
08. Doctor / ドクター
09. We’re Coming To You / ウィーア・カミング・トゥ・ユー
10. Lovey Dovey / ラヴィ・ダヴィ   

※他、日本盤ボーナス・トラックを追加収録


[release]2015/08/05
[price]¥2,300+tax
[format]CD
[cat]OTCD-4800
[genre]洋楽/ROCK・POPS