SUBLIME WITH ROME_SIRENS





SUBLIME WITH ROME
SIRENS


サブライム・ウィズ・ロームの4年振りとなるニュー・アルバム『サイレンス』が完 成。ローム・ラミレスとポール・リアリーの共同プロデュースによる夏のアンセムが たっぷり詰まった傑作セカンド・アルバム。

●2011年のデビュー・アルバム『ユアーズ・トゥルーリー』から約4年振りとなるサブライム・ウィズ・ロームのニュー・ アルバム『サイレンス』が完成した。ヴァンダルスとディーヴォのパーマネントのドラマーで、ナイン・インチ・ネイル ズ、ア・パーフェクト・サークル、ガンズ・アンド・ローゼズ他でも活動したドラマー、ジョシュ・フリーズを新たにメンバ ーとして迎えて制作されたこのアルバムは、ローム・ラミレスとバンドの前作も手掛けたポール・リアリー(バットホー ル・サーファーズ、サブライム、ミート・パペッツ、ロング・ビーチ・ダブ・オールスターズ他)の共同プロデュース。互 いを理解し各々の楽器を通してコミュニケーションできる3人のミュージシャンの表現がギッシリと詰まった作品と なった。「僕らは多くの時間を一緒に過ごした。お互いのことがよりよくわかるようになった。ミュージシャンとしても 成長したんだ」とバンドに加入した時にはわずか20才だったロームは語る。

●時間に余裕があったバンドは、デモや完成された曲を持つことなくアルバム制作の為にスタジオに入った。これ は他のミュージシャンにしてみれば恐ろしいことではあるが、彼らは逆にこれによって元気づけられた。 「僕らは全く曲を持たずにスタジオに入ったんだ。本当に初めから曲を作らなくてはならなかった。けどとても新鮮 な気がした。アルバムの曲はスタジオの部屋から3人で生みだされたものなんだ。結果にはとても満足している。 全てはライヴでしかも同時に録音されたんだ。だから『ユアーズ・トゥルーリー』よりタイトでエッジが効いている。エ リックからの影響も大きく、それがアルバムには確実に反映されているよ」とロームは語る。「ポールと再び仕事を できたのは良かったよ。あとジョシュと仕事ができたことも。僕らのケミストリーは素晴らしかった。本当に良いレコー ディングだったよ。曲を全く持ち寄らなかったのにストレスもなかった」とエリックは語る。「ジョシュは本当に素晴ら しい人で陽気なんだ。これはロードでは重要なことだよね。だってツアーはシリアスでタフだからね。彼がいることに よってより楽しくなった。そして、よりリラックスもしている。これがいろんなことに対して大きな助けとなっているん だ。スタジオ、ステージ、ツアー・バス・・・・、僕らがいるいろんなとこでね。音楽的にもステージでも僕らは前進した んだ。ジョシュは大きな要素をバンドにもちこんだよ」とロームは加える。

●『サイレンス』は傑出した曲で溢れている。メロウだがガヤガヤしたタイトルトル・トラック「サイレンス」ではダー ティ・ヘッズがフィーチャリングされている。「この曲のドラム、シンセ、ビートは元々はミッキー・アヴァロンの為に作っ た。けど、とても気に入ってたのでキープしてサブライムでも使おうと思ったんだ」とロームは語る。「スカンキン」は サブライムもカヴァーしていたフィッシュボーンの曲だ。この昔のデモのような曲をサブライムはレコーディングする ことはなかったが、ファンの間ではずっとフェイヴァリット・ソングであった。「フィッシュボーンをカヴァーするサブライ ムのカヴァーだよね」とロームは語る。レゲエのグルーヴを持つチル的なジャム「ハウス・パーティ」はすぐにでも夏 のクラシックになりそうな曲だ。完成した曲よりも曲を書くこと自体に興味があるロームにかわり、エリックが『サイレ ンス』はバンドにとってどれだけ重要な作品であるかをまとめる。「音楽に対しての愛だけで僕は音楽をプレイする ことができる。まだそれができるなんて幸運だよ!」ロームはオリジナルのサブライムに対して最大限の敬意を払っ ている。過去に認めているように、サブライムこそが彼に音楽を聴くだけではなく作りたく思わせたバンドなのだ。

「『サブライム・ウィズ・ロームを見に行ったよ。だってアルバムが最高だったからね』と今年の夏にファンに言っても らいたいんだ。よりよいレコードを作り続けることによってそれができると思うよ」と、過去の自分に照らし合わせて、 ロームは常にファンの興味を喚起することに注意を払っている。


01.Sirens (feat. Dirty Heads)
02.Wherever You Go
03.Brazilia
04.House Party
05.Been Losing Sleep
06.Promise Land Dub
07.Best of Me
08.Put Down Your Weapon
09.Run and Hide
10.Gasoline
11.Day by Day


[release]2015/08/12
[price]¥2,300+tax
[format]CD
[cat]OTCD-4801
[genre]洋楽/ROCK・POPS