LOW_HEY WHAT





LOW
HEY WHAT


バンド史上最高傑作と謳われた前作から3年、ロウの13枚目のアルバムが完成。厳粛な誓いのみが囁かれる讃美歌『ヘイ・ホワット』、リリース。●プロデュース:BJバートン(ボン・イヴェール、ジェイムス・ブレイク、シルヴァン・エッソ)

●Lowは自らの技術にフォーカスし、争いを避け、己の信念に固執する。そして、生きていることの軋轢と喜びを表現し、存在の二重性を皆が共有できる讃美歌へと変化させる新たな方法を見つける為、『HEY WHAT』を提示する。それぞれが覿面で非の打ち所がないフックを持った10曲は、それらを取り巻く鮮やかな質感によって過給される。Alan SparhawkとMimi Parkerのハーモニーは救命ボートのように混沌を打ち破る。歪んだ音の層はヴァース毎に蓄積されていく。構築、破壊、その後の抑制。厳粛な誓いだけがささやかれる。今の時代の音楽やアートの意味を解きほぐし、それに帰する時は来るであろう。しかし、創造的な瞬間は真剣に常に未来を見ている。『HEY WHAT』はLowの13枚目のアルバムでBJ Burtonによりプロデュースされた。●Lowは1993年、ミネソタ州ダルースで結成されたインディ・ロック・バンドだ。中心メンバーはAlan SparhawkとMimi Parkerで、二人のヴォーカル・ハーモニーは常にバンドの核となっている。そのスロー・テンポとミニマルなアレンジはスローコアと呼ばれ、このジャンルのパイオニア的存在として語られる。1994年にデビュー・アルバム『I Could Live in Hope』をVernon Yardよりリリース。『Long Division』(1995年)、『The Curtain Hits the Cast』(1996年)とリリースを続け、カレッジ・レディオを中心に人気を獲得していく。その後、バンドはKrankyに移籍し、Steve Albiniのプロデュースによる『Secret Name』(1999年)、『Things We Lost in the Fire』(2001年)と2枚のアルバムをリリース。そして2002年の『Trust』を最後に、Sub Popへと移籍する。2005年にはDave Fridmannのプロデュースによる7枚目のアルバム『The Great Destroyer』をリリース。この頃よりセールス的な成功もおさめるようになり、2007年には、同じくDave Fridmannのプロデュースによる8枚目のアルバム『Drums and Guns』をリリース。初めてビルボードのチャートにランクインする。2011年には9枚目のアルバム『C'mon』、2013年にはWilcoのJeff Tweedyのプロデュースによる10枚目のアルバム『The Invisible Way』をリリース。2015年には11枚目のアルバム『Ones and Sixes』、2018年には12枚目のアルバム『Double Negative』をリリースした。目下の最新作となる『Double Negative』は高い評価を獲得(その中には、Pitchforkの8.7/10のレヴュー[Best New Music]も含まれる)。コマーシャルな成功も収め、新しいノイズや実験をべースとし、そこにポップな要素を導入したサウンドは、ファンベースを活性化させた。Lowはミュージシャンからの評価も高く、Radioheadともツアーをおこない、Robert Plantは2010年のアルバム『Band of Joy』でLowのアルバム『The Great Destroyer』に収録された「Monkey」「Silver Rider」をカヴァー。バンドを絶賛している。


1. White Horses
2. I Can Wait
3. All Night
4. Disappearing
5. Hey
6. Days Like These
7. There's a Comma After Still
8. Don't Walk Away
9. More
10. The Price You Pay (It Must Be Wearing Off)


[release]2021/09/10
[price]¥2,400+tax
[format]CD
[cat]OTCD-6842
[genre]洋楽/ROCK・POPS