メジャー / インディー / 世代 / ジャンルを超越して活躍するキーボーディスト、エマーソン北村の最新作。

●Profile
1980年代末に JAGATARA、MUTE BEAT で活動を始め、以降キーボーディストとして忌野清志郎&2・3’s、EGO-WRAPPIN’、斉藤和義を始めとする多くのバンド・アーティストをサポートする。一方90年代初期にはインディーレーベルのエンジニアとして草創期のレゲエ/Hip Hopシーンに関わったこともあり、これらの体験がエマソロを始めるきっかけとなっている。現在はサポートとソロとを並行する形で、世代を問わない層に音楽を届け続けている。 1990年代にはまだ知る人が少なかったレゲエ/ロックステディのキーボードインスト、特にジャッキー・ミットーの音楽に驚きを覚えて、リズムボックスや簡単な打ち込みにシンプルなキーボード、時には足鍵盤のベースというスタイルで始めたのが、エマーソン北村のソロ活動のはじまり。この時期にカバー中心のアルバム一枚と7inch シングルをリリース、また 2000年代前半にも3種6面の7inchシングルをリリースし、いくつかのコンピレーションアルバムに参加している。しかし2000年代中盤以降、EGO-WRAPPIN’やキセルといった自分と共通する質感を持つアーティストからの影響や「自分の音楽で全国を回ってみたい」という思いからオリジナル曲中心のアルバム制作を決意。その頃より、誰からとなく「エマーソン北村のソロ活動」が「エマソロ」と呼ばれるようになる。2014年7月、アルバム「遠近(おちこち)に」を発表。それまでのカバー中心の作品とは違ってオリジナル曲中心、しかも作曲からミックスまで完全なセルフ・プロデュースとなる作品を作ったことで、エマーソン北村自身にとっても、このアルバム以降の活動がそれまでとは違ったレベルのものになったと感じられるようになった。その意味で「遠近(おちこち)に」が「今の」エマソロのファースト・アルバム、今回の「ロックンロールのはじまりは」がセカンド・ミニアルバムであるという認識でいる。