オルタナティブロック、90年代グランジ、昭和歌謡の叙情性を独自に融合させたサウンドと、夜の情景や記憶を切り取る詩世界で支持を集める東京発ロックバンド”フラジール”。人生の折り返し地点を越えた世代だからこそ描ける「夜の記憶」「喪失」「再生」をテーマに、叙情的な歌詞と骨太なロックサウンドが交差する “40代の大人ロック” を提示する作品『夜の燃えかす』リリース。
既に配信でリリースされている 「RADIOノスタルジア」「ハルカトヲク」「ダーリン」「Tokyo Prayers」 を含む全10曲を収録。ノスタルジックなメロディとオルタナティブ/グランジの質感を融合させたサウンドは、90年代ロックの影響を感じさせながらも、日本語ロックならではの情緒と文学性を併せ持つ。本作では、夜の街に漂う孤独や、過去への郷愁、燃え尽きた後に残る“燃えかす”のような感情をテーマに、静と動のコントラストを効かせた楽曲が並ぶ。エモーショナルなギターロックから、叙情的なミドルテンポ、幻想的な楽曲まで、バンドの成熟した音楽性を感じさせる内容となっている。音楽と物語が交差するような歌詞世界が、本作でも色濃く表現されている。アルバム終盤へ向かうにつれて熱量を増していく構成も聴きどころで、ラスト曲「March Of Sparks」ではタイトル通り、夜の闇の中から火花のように希望が立ち上がるイメージで作品を締めくくる。成熟したロックの魅力と、夜の情景を描く文学的世界観。frAgileが提示する“大人のためのロックアルバム”がここに完成。

















